本記事では、「ポケモンカードゲーム XY」「XY BREAK」シリーズの時期の対戦環境で強力だったデッキについて解説する。
MレックウザEXデッキ
デッキコード:888xY8-Gnhzem-x4xxxc
※ポケモンカードゲーム サン&ムーン ウェルカムフェスタほんきをだすバトル 準優勝デッキを引用

MレックウザEXのワザ「エメラルドブレイク」で相手のポケモンに大ダメージを与えるデッキ。「エメラルドブレイク」は、自分のベンチポケモンの数×30ダメージを相手に与えられる。スタジアム「スカイフィールド」を場に出し、ベンチに出せるポケモンの数を8匹にすることで、「エメラルドブレイク」の最大打点が240ダメージになる。これは、ほぼすべてのポケモンEXを一撃で倒せる打点である。
シェイミEXの特性「セットアップ」は、ベンチに出したときに自分の手札が6枚になるように山札を引く効果を持つ。また、フーパEXの特性「バンデットリング」は、ベンチに出したときに自分の山札から「ポケモンEX」を3枚まで手札に加える効果を持つ。これらのポケモンの特性を使用することで、簡単にメガレックウザEXを育てたりベンチにポケモンを展開できる。
MレックウザEXデッキは当時の対戦環境で多く使用されていたが、大型大会での入賞実績はあまりない。そのため、「ポケモンカードゲーム サン&ムーン」シリーズ初期のデッキレシピを引用した。
よるのこうしんデッキ
デッキコード:PLQnnL-adLYOG-LHLNLn
※2016 World Championships Masters Division Top-8のデッキを引用

グッズ「バトルコンプレッサー」でバチュル、バケッチャ、ランプラーをトラッシュに送り、バチュルやバケッチャのワザ「よるのこうしん」で相手のポケモンにダメージを与えるデッキ。「よるのこうしん」は自分のトラッシュにあるワザ「よるのこうしん」を持つポケモンの枚数×20ダメージを相手に与えられる。バチュル、バケッチャ、ランプラーがワザ「よるのこうしん」を持っており、ワザを使うポケモン以外をトラッシュに送ることで最大220ダメージを出せる。
ミュウは特性「はじまりのきおく」により、自分の場のたねポケモンが持つワザをすべて使える。そのため、バチュルやバケッチャをベンチに置くことでミュウも「よるのこうしん」を使えるようになる。また、スタジアム「次元の谷」は超ポケモンが使うワザに必要なエネルギーを無色エネルギー1個ぶん少なくする効果を持ち、この効果によってバケッチャにダブル無色エネルギーを1枚つければ「よるのこうしん」が使えるようになる。
ガマゲロゲEXデッキ
デッキコード:nnQnQL-DhlxN3-HLLnHL
※2016 World Championships Senior Division Runner-Upのデッキを引用

ガマゲロゲEXのワザ「ブルブルパンチ」で相手が手札からグッズを出して使えないようにするデッキ。当時の対戦環境にはバトルサーチャーやトレーナーズポストなどの強力なグッズが多数存在していたため、グッズロックはとても強力だった。ガマゲロゲEXにポケモンのどうぐ「闘魂のまわし」をつけることで、最大HPを+40し、ワザのダメージを+10できる。
ゴルバットとクロバットはそれぞれ、進化させたときに相手のポケモン1匹にダメカンを2個または3個のせる特性をもつ。これにより、「ブルブルパンチ」の打点を補うことができる。特性を使用した後は、クロバットにグッズ「スーパーポケモン回収」を使って手札に戻すことで、再び特性を使用できるようになる。
まとめ
「ポケモンカードゲーム XY」「XY BREAK」シリーズの時期の対戦環境でよく使用されていたデッキについて紹介した。これらのデッキは、後にウソッキーやオドリドリなどの対策カードが登場したことで次第に使われなくなっていった。しかし、専用の対策カードが用意されるほどに強力なデッキであったといえるだろう。