「ポケモンカードゲーム ソード&シールド」シリーズで印象に残っているカード

前回に続いて、2019年から2022年に発売された「ポケモンカードゲーム ソード&シールド」シリーズのカードを紹介する。このシリーズが始まった時期は新型コロナウイルスが流行した時期と重なり、ジムバトルなどの大会も中止されることが多かった。2020年6月に発売された拡張パックの名前が、コロナ禍を想起させるという理由で「ワールドダウン」から「ムゲンゾーン」に変更された話は有名である。

対戦環境については、XY時代の強力なサポートカードがSM後期から使用禁止になったことで、デッキの安定性や展開の速さが少し落ちたと感じた。また、ルール持ちのポケモンと非ルールのポケモンのHPの差がさらに広がり、非ルールのポケモン中心のデッキを使用しにくくなった。このシリーズの中で筆者の印象に残っているカードを以下に記載する。

サーナイトVMAX(S2a 031/070)

サーナイトVMAX(S2a 031/070)

このカードは強化拡張パック「爆炎ウォーカー」に収録されているカードで、ポケモンVMAXの一種である。ポケモンVMAXは本シリーズで新登場したカードで、高いHPや強力なワザをもつ代わりにきぜつすると相手にサイドを3枚とられてしまう。「サーナイトVMAX」は高いHPをもっており、相手のポケモンに一撃で倒されにくいのが長所である。また、ワザ「ダイキュアー」でダメージを与えつつ自身を回復できる。

筆者はこのカードと「ゲンガー」、「ギラティナ」を組み合わせたデッキを使用していた。「ゲンガー」の特性「ライフシェイカー」を使用し、「サーナイトVMAX」にのっているダメカンを「ギラティナ」にのせ替えることで、「サーナイトVMAX」の耐久力をさらに上げることができた。さらに、ダメージを受けた「ギラティナ」には「ギリギリポーション」を使用してHPを全回復した。

ゲンガー(S1W 025/060)

ミュウVMAX(S8 040/100)

ミュウVMAX(S8 040/100)

このカードは拡張パック「フュージョンアーツ」に収録されており、バトルスタイル「フュージョン」をもっている。ワザ「クロスフュージョン」は自分のベンチの「フュージョン」のポケモンがもっているワザを1つ選んで使用できる。ベンチの「ゲノセクトV」のワザ「テクノバスター」を指定することで中打点を出せる。

このカードと「ゲノセクトV」を組み合わせたデッキは非常に強力で、対戦環境で使用禁止となるまで常に大会で使用され続けていた。その理由の1つに、「ゲノセクトV」の特性「フュージョンシステム」は条件が揃うと手札を大量に補充でき、数ターンで山札を引ききることも可能だったことがある。盤面に「ゲノセクトV」を並べれば常に理想的な展開ができる恐ろしいデッキだった。

ゲノセクトV(S8 069/100)

ギラティナVSTAR(S11 081/100)

ギラティナVSTAR(S11 081/100)

このカードは拡張パック「ロストアビス」に収録されており、ポケモンVSTARの一種である。ポケモンVSTARは対戦中に1度だけ使える特性もしくはワザ「VSTARパワー」を持っており、きぜつすると相手にサイドを2枚取られる。「ギラティナVSTAR」は高いHPと高火力のワザをもっており、VSTARパワー「スターレクイエム」は問答無用で相手のバトルポケモンをきぜつさせられる。

ギラティナVSTAR」を主軸にしたデッキは、エネルギーが3種類採用されていることなどもあり使用するのがとても難しかった。しかし、上手く展開できれば安定して高火力を出せ、とても強力だった。

まとめ

ポケモンカードゲーム ソード&シールド」シリーズで印象に残っているカードを紹介した。筆者はこの時期は前シリーズまでとは違い、常にポケモンカードをしていたわけではなく、やめたり再開したりを繰り返していた。本シリーズではVMAX、「いちげき」と「れんげき」、VSTARなどの新しいルールをもつカードが次々に登場し、対戦環境が目まぐるしく変化していたように感じる。ポケモンVMAXがきぜつしたときにサイドを3枚とられることもあり、1試合にかかるターン数が以前と比べて短くなったのも本シリーズの特徴だった。